えぬの文鳥&ゲーム日記

一般人が文鳥を愛でながらゲームするだけの日記です

文鳥の気道炎~自宅でできること~

今回は文鳥気道炎についてお話します

気道炎とは>

 気道炎とは文字通り気道で炎症が起きる病気です。人間で例えると風や肺炎のような

病気だと考えられるようです。重症化すると餌が食べられなくなり、亡くなってしまうこともあるようです。また、体調が急に悪くなることもあるので注意が必要です。

気道炎の症状>

  • 喉からプチプチと音がする
  • 水を飲むときにキュキュキュというような声が混じる
  • くしゃみをする(キャ!キャ!キャ!というような声で短く連発する)
  • パクパクと口を開けて呼吸をする
  • いつもより元気がない
  • 嘴の色に紫色が混じる

 一つでも心当たりがあれば必ず病院で診察をしましょう。我々は病気に関しては素人です。もしかしたら違う病気にかかっていることもあるので飼い主さんだけでの判断は危険です。

 

<自宅での治療>

 

病院で気道炎と診断を受けてから、自宅でどのようなお世話をしてきたか紹介します。

 

  • 処方された薬の投与
  • 保温
  • 栄養剤やビタミン剤の投与

これらをどのように行ったのか順番に解説します。

 

・処方された薬の投与

薬に関しては病院によって方法が異なる可能性があるので、担当医の指示通りに行ってください。

 

・保温

 基本的に25度以上30度以内に保つ必要があります。室温を上げることによって免疫力を高め、早く回復させることに繋がります。

我が家では暖突という爬虫類用のヒーターを利用して籠の内部を保温しています。

この商品自体は鳥への使用は推奨されていません。

基本的に鳥には無害ですがコードをかじる危険性や金属に直接触れていると熱が奪われてしまい、十分な効果を発揮しないようです。同じように暖突を使用する場合は自己責任でお願いします。

 

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画像の水が黄色いのは鳥用ビタミン剤を溶かしてあるからです。傷んでいるとかではないので安心してくださいね!)

 

 我が家では文鳥であればコードをかみ切ることは無いと判断し、使用しています。

また、暖突にはサーモスタット機能がついているため熱が暴走することを防いでくれるようです。

 そのため、金属製の網と支えを使うことによって直接鳥籠に触れさせることなく設置しています。

 

 これまでは昔ながらの白熱電球タイプを使用していましたが、籠全体を温めるにはこちらが適していると考えました。

(そもそも火傷するのでは?と考え、威力が弱いものを購入したということもありますが…)

 

 また、熱が下に行くように設計されているため、暑ければ文鳥自身がその場から動くことで避難することができます。

 

しかし、ある程度の暖かさを維持する必要があります。(特に冬場の夜間)直接暖突に触れないように気を付けつつ鳥用ビニールシートと発砲スチロールを使うことで一時的に外の冷気が直接入ることを防いでいます。

これはあくまでも応急処置なのでアクリルケースを使うことをオススメします。保温効果に加えて餌の飛び散りも防いでくれる優れものです。

 

また、乾燥しすぎてしまうことを防ぐために下に敷いた紙に少々霧吹きで水をかけています。

 

暖突やアクリルケースは下にアマゾンのリンクを張っているので参考までにどうぞ。

サイズなどはご家庭の鳥かごの大きさに合うように確認してくださいね!

 

 

 

 

・栄養剤やビタミン剤の投与

 最後に栄養剤やビタミン剤についてです。こちらは不足しがちな栄養素を補い、免疫力を高めるために与えます。

日ごろから小松菜や豆苗は毎日与えていたのですが、気道炎になってしまったので早めの回復のためにもう少し栄養素を追加しようと考えました。

そこで活用しているものが以下のビタミン剤です。

 この商品には鳥類に必要なビタミンが含まれているため購入しました。こちらを水に溶かすと黄色になります。驚いて飲まない子もいる様子なので一日様子を見ながら与えた方が良いと思われます。

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(実際にビタミン剤入の水を飲む様子。

驚かせないように遠くから撮ったので見ずらいですが…)

もし抵抗を見せる場合にはいきなり一袋使うのではなく、少しだけにして様子を見ながら与えた方がいいかもしれません。

まとめ

 このように気道炎と診断されてしまったペルルちゃんですが、毎日薬を飲み、あたたかな部屋で過ごすことでくしゃみの回数も少なくなり、水を飲む際もあまり声を出さなくなりました。まだまだ油断できませんが少しずつ元気を取り戻してきています。

 あくまでもこのお世話の方法は我が家での一例であり、もっと良い方法もあるかと思います。しかし、同じ症状で悩む飼い主さんに少しでもヒントとなれば良いかなと思いこの記事を作成しました。

 この記事で少しでも文鳥さんの健康への手助けができれば幸いです。ここまで読んでくれてありがとうございました!